冷え性が原因で起こる疾患とは?健康体を作り出すために

冷え性自体が辛いものであることは間違いありませんが、そこから様々な疾患を起こす原因になる可能性があることも冷え性の恐ろしさです。

疾患や症状はいくつかありますが、具体的にどんな疾患が考えられるのでしょうか。

頭痛や吐き気

風邪と同じような症状になりますが、頭痛や吐き気を引き起こすこともあります。

これは自律神経の乱れが影響しており、冷え性がもたらす代表的な疾患ともいえますが、これだけ見ると風邪や単なる体調不良のように見えてしまうのが厄介です。

もしもこうした症状が長引くようであれば、それは風邪ではなく冷え性によるものかもしれないので、冷え性対策を施しましょう。

立ちくらみ

冷え性と貧血はセットになりやすいので、それに伴い立ちくらみを起こすこともあります。

特に冷え性は痩せ体質の方に起こりやすく、ダイエットをしていて立ちくらみする機会が増えてきた女性は貧血や冷え性によるものかもしれません。

更年期障害

冷え性が深刻化すると更年期障害も引き起こすとされており、これもホルモンバランスや自律神経の乱れが影響しています。

加齢するごとに女性ホルモンは失われていき、徐々にホルモンバランスが乱れやすくなることで更年期障害を起こしてしまいます。

具体的には冷え性が原因とはいえないかもしれませんが、元々冷え性気味だった女性が強く冷えを感じ始めたら更年期障害のサインかもしれません。

これに限らず冷え性は、何らかの病気のサインになりえます。

今まで冷え性になったことなんてなかったのに、急に冷えを感じるようになった女性は何らかの病気を疑ってみることをオススメします。

冷えのぼせ

冷えのぼせとは、冷え性が重度の状態になった時に起こる症状であり、汗をかいているのに手足が冷えている状態などを指します。

冷えのぼせにはいくつかのパターンがあり、例えば顔は火照っているのに手足は冷たいままであったり、運動後そこまででもないのに大量に汗をかいてしまう症状が挙げられます。

どれも明らかな自律神経の乱れによる兆候であり、単なる体の冷えを感じている状態よりもうワンステップ進行している状態です。

つまり冷えのぼせとは、冷え性の状態と体の一部が火照っている状態を繰り返すことであり、体の体温調節がおかしくなっている状態を指すのです。

膀胱炎

膀胱炎も、冷え性による疾患として考えられる症状の一つです。

膀胱炎は細菌感染によって発症する、冷え性と同様に女性に多い症状ですが、冷え性による血行不良で細菌感染しやすい状態になっていることが原因です。

膀胱炎になったから必ずしも冷え性というわけではありませんが、冷え性の女性は膀胱炎になりやすい傾向にあることは確かです。

膀胱炎は常に続くわけではありませんが、冷え性の方は頻発しやすいので注意しましょう。

不妊

冷え性は手足だけでなく、卵巣や子宮にも影響を及ぼすため、冷え性が原因で不妊となっている女性も多いのです。

特に冷え性は下半身に影響を与えやすく、卵巣など子供を作るために大切な機関は大いに冷え性の影響を受けてしまい、不妊の原因となってしまいます。

なかなか子供ができない女性の方で冷え性を発症している場合は、まず冷え性を改善することから始めてみましょう。

肌がカサカサになる

これは健康よりも美容に関する症状ですが、冷え性を放置していると肌が乾燥してしまいカサカサになってしまいます。

これは肌に必要な栄養素が冷え性により届かなくなったことが原因で、冷え性は潤いのない肌の原因となるのです。

ターンオーバーの遅れなど肌には悪影響しかもたらさないので、若いからと油断している方も美容面が損なわれることを覚えておきましょう。

また、いくらスキンケアをしても乾燥肌が治らない方は、この冷え性が原因かもしれません。

血液変動

冷え性の中でも危険な状態に入っている方は、脳梗塞など深刻な疾患の原因になる可能性があります。

重度の冷え性の方は血管の収縮が激しく、血液変動も激しくなり血液のポンプとしての役割を正常に果たせなくなります。

これが原因となり脳梗塞を起こしてしまうため、時に冷え性は命に関わる重たい病気となってしまうのです。

また、こうした血液変動などは自分では分かりづらく、健康診断などを受けないとなかなか知る機会はありません。

その点も、冷え性による脳梗塞が起こりやすい理由となっている可能性はあります。

冷え性は万病のもと

体の冷えは血液の循環の乱れであり、自律神経の乱れでもあります。

すなわち冷え性は万病のもととなってしまうため、ただ冷たいだけだからと甘く見るのではなく普段から冷え性対策を行うことが大切です。

冷え性単体なら命に関わることはありませんが、冷え性が引き起こす疾患は無視できず、健康を損なう可能性は十分あります。

冷え性から何が起こるかわからないからこそ、普段から冷え性対策を万全に行い、様々な病気の発生を避けましょう。

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